東京二子玉川を出て、多摩川沿いを遡上して奥多摩へ。
奥多摩から山梨側に抜けて相模原を経由するルートを解説します。
世田谷発、奥多摩一周日帰りライドの行程と走行記録
知人と合流した地点から計測したので距離は163㎞の表示となっていますが、二子玉川からだとざっくり180㎞のルートになります。
※ルートの詳細は上記のマップを拡大して詳細を確認してください。
①多摩川サイクリングロード:二子玉川~狛江区間は堤防脇の車道を走るのがベスト
玉川緑地公園から狛江にかけては王道の土手の上を走ることもできますが、舗装はクッション性のあるゴム素材が敷き詰められています。
ジョギングをするには足の負担を減らしていいのかもしれませんが、凸凹もあり、自転車で走るにはちょっと向いていない感じです。
よって、この区間は土手横の車道を走るのが正解。
マップ上のルートは土手上を走っているよに見えますが、その実は側道を走っています。
比較的道幅もあり、車通りも少ないので土手上を走るよりハイペースで走行が可能です。
②多摩川サイクリングロード:狛江~調布区間の未舗装路を回避
多摩川サイクリングロードを走ったことがあるひとなら分かると思いますが、多摩サイは荒川サイクリングロードなんかと比べると圧倒的に道幅が狭いです。
加えてランナーや散歩の人も多く、サイクリストがガンガン飛ばす環境には適していません。
それでいて、途中の狛江区間は行き止まり&未舗装路(赤ライン区間)になってますので、ルートの通り回避します。
③多摩川サイクリングロード:狛江~調布区間の未舗装路回避ルートその2
狛江区間を迂回して堤防沿いに戻ってきたら、多摩水道橋を潜ります。
橋を潜ってすぐ、今度は土手道を行くルート(赤)と右側に車道のルートに分かれます。
土手道は未舗装なので、これを回避するため右側に下る車道ルートが正解となります。
④あとは福生まで続くサイクリングロードをひた走る
③の未舗装路を回避したら、あとは概ね大丈夫。
多少迷いそうな個所はあれど、基本的に道なりに進むだけで多摩サイ終焉の地である福生にたどり着くことができます。
川の流れや木々の移ろい、都会と融合する多摩川沿いの自然を楽しみながらのんびり行きましょう。
⑤福生からは車道を行く
多摩川サイクリングロードは福生で終わり。
ここから奥多摩の入り口となる青梅まで、米軍基地が近いだけあってアメリカンなお店が立ち並ぶ街道を走ります。雰囲気はちょっと横須賀に似てます。
車道が広くない割にダンプなどの大型車も通るので、この区間は車に注意です!
⑥いよいよ奥多摩!登り区間スタート
ここから緩やかな山岳ルートが始まります。
奥多摩あたりまでは、全てシッティングで行けるくらい緩やかな登りと降りの繰り返しが続きます。
この後に続く最難関、鶴峠に備えてできるだけ体力を温存しておくのがベストです。
奥多摩湖を左に眺めながら鶴峠を目指す
しばらく湖沿いを走ります。
途中、山梨方面のルートに入り、そこから最難関の鶴峠へと向かいます。
赤丸印が鶴峠
鶴峠の頂上。
ただ、バス停があるのみ。
途中、体力が続かずに自転車を降りてしまいました。。。
ここまでで獲得標高1,000メートルほどになります。(凄い)
鶴峠を越えたらあとは下りメイン!一気に上野原へ
途中、いくつかの登り区間もありますが、ここからは基本下りになります。
長い急な下り坂が続くのでスピードに注意が必要です。
上野原から相模原方面へ!極上の手打ち蕎麦屋で遅めのランチ
ここの蕎麦屋は太麺の田舎蕎麦がおすすめ。
細麺は案外普通ですが、太麺はその太さ、歯ごたえ、そのモチモチ感など、ちょっと他では味わえない蕎麦に出会えます。
あとは相模原沿いをひた走り再び多摩サイを目指す
上野原~相模湖あたりの県道は片側一車線の昔からある道路で路側帯が狭いのに大型なども通るため慎重に走行する必要があります。
一方、町田あたりから分かれる158号沿いは新しく整備された道で道路幅も広く、かなり走りやすかったです。
朝、6:30に出発して再び多摩川堤防に戻ってきたのは16:00。
休憩しながらですが、ざっくり10時間の旅でした。