こんにちは。
自転車で転んでケガをして、約20年ぶりの入院経験となりました。
改めて入院してみて思ったのは、ここは過酷な終末医療の現場だってことです。(どこの病棟に入るかにもよりますが)
医師はもちろん、看護師さん達も24時間忙しそうに動き回っています。
こういうところに身を置いてると、いろいろなことを考えさせられます。
自分に残された時間はあとどのくらいか、それまでの人生で何をしたいか。まぁ、そんなこと考えること自体無駄なんでしょうけど。。。
さて、久しぶりに入院してみて、これは辛いと思ったことを書いていきたいと思います。
独身アラフォーの僕が入院生活で辛いと思った3つのこと&対処法
1、お風呂に入れない
僕がお風呂に入れなかったのは6日間でしたが、これは本当に辛かったです。
じわじわとダメージを蓄積していく感じ。2日目あたりから、特に頭・脇・股間あたりが確実に匂ってきます。
しかも僕の場合、1日目に油断して、おじさんにありがちな軽い尿漏れ?をやってパンツにシミを付けてしまったんです。笑
しかもかなり!
術後だったので、自分で着替えることもできず、看護師さんに申告もできず(なにより恥ずかしいし、着替えるとたぶん患部が痛いだろうし)、結局、3日間シミ付きパンツをはき続ける羽目になりました。
みなさんは想像できるでしょうか?
尿漏れシミ付きパンツを3日間はき続ける屈辱を。 そしてその異様なまでの臭さを。
まぁ、完全に自業自得なんですけど。笑
対処法
蒸らしたタオルやおしぼりで身体を拭く。(自力でできない場合は看護師さんに頼んで拭いてもらう)
タオルやおしぼりは看護師さんに言うと持ってきてくれます。
タオルで身体を拭くだけも不快感の3割くらいは軽減できます。気休め程度ですが、身体を拭いて下着を取りかえるだけで、だいぶ気分は変わるものです。(頭はどうしようもありませんでしたが)
僕の場合、3日目に交代でやってきた気の利く看護師さんが教えてくれました。(ていうか他の看護師なんで教えてくれないの!)
そしてタオルで身体を拭くタイミングで、術後3日目にてようやくこの忌まわしき尿漏れパンツを取り換えることにも成功しました。(自力で取り換えたので結構大変でした)
後で知ったのですが、こういうのもあるんですね!あのときの自分に教えてあげたい!
入院・手術など、予定が決まっている人には用意しておくことをお勧めします!
2、暇である&ストレスがたまる
これまで、なかなか忙しい毎日を送ってきたつもりだったので、入院が決まったとき「多少はゆっくりできるな・・・」みたいな甘い考えもありました。
結果、
一日で飽きました。
何もすることがない。
ご年配の方々は、お互いにコミュニケーションを取ったりしながら、上手く時間を潰しているようですが、僕くらいの年代の人はそもそもあまりいませんから、お友達もできづらい。
スマホも大概に飽きますし、何もすることがないまま時間を過ごすのは思っていた以上に苦痛です。
対処法
なにかの勉強をする
資格、語学、なんでもいいと思います。
時間はたっぷりあるので、この機会を使ってなにか考えてみるのもいいですよね。
パソコンを持ち込む
僕はこれです。
そして、31日間無料のU-NEXTに登録。
退院時に解約してしまったので、結局1円も払わずじまいでした。(U-NEXTさんすいません・・・)
入院中に使いたい持ち物リスト
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入院中に用意したい持ち物リスト。急な入院で必要な身の回り品を用意できない独身一人身男子のために。
僕が病院のベットにたどり着くまで 前編です。興味のある人はぜひ読んでみてください。笑 独身アラフォー男子が入院時に最低限用意すべき持ち物リスト 昔、誰かが言いました。「人生は壮大な暇つぶ ...
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3、タバコを吸う場所がどこにもない
最近の病院はどこも敷地内全面禁煙らしいですね。喫煙者にとっては地獄ですよ、これは。
看護師さんに「すいません、どこでタバコ吸えばいいですか?」と聞いてみたところ、はぁ?こいつ何言ってんの??みたいな顔されて、「入院中は禁煙してください!!」って厳しく言われてしまいました。
マジか!??笑
対処法
敷地の外に出るしかありません!
敷地外なら治外法権ですので、誰も文句は言わないはずです。
実際に病院周辺ではタバコ目的で敷地の外に出ている人たちがチラホラいました。
ただし、喫煙所以外は市区町村の条例や近隣住民の苦情やらにも配慮が必要になります。
ほんと喫煙者には肩身が狭い環境ですよね。
タバコはどんどん値上がりするのにこれじゃ割に合わないよ!っと叫びたくもなりますが、「じゃぁやめればいいじゃん?」と言われるのが目にみえてますので、おとなしくしておきます。
世の中の人が入院して辛かったことランキング(何でも調査団調べ)
1位はお風呂、2位は暇、で僕の感想と同じです。
僕が挙げた項目以外にも沢山ランクインしていますが、「タバコが吸えない」がランクインしてないのには驚きました。
それと、男女でも結構差があるものですね。
では、上で触れてない項目の僕なりの対処法を記載しておきましょう。
ごはんがおいしくない
これは考え方の問題ですね。ろくにカロリーも消費しないのに、ごはんがおいしかったら、食べ過ぎて太っちゃいますから、不味いくらいでちょうどいいでしょう。
眠れない
無理に寝ようとするから、よけい眠れなくなるんじゃないですかね。
眠れないなら動画でも見ながらずっと起きてればいいんです。
仮に寝不足になったとして、日中いくらでも昼寝もできますしね。
そうやって、焦らずリラックスしていると自然と眠くなるものです。
消灯が早い
デイルーム(明かりがついてる共用スペース)に行きましょう。
同室の人がうるさい
看護師に注意してもらいましょう。
無用なトラブルを招きますので、間違っても直接その人に何か言ったりしないことです。
看護師が注意しても治らないなら、部屋を変えてもらうよう交渉するという手もあります。
または、思い切ってヘッドセットをつけしまうという手もあります。
足腰が弱る、運動できない
ケガや病気の程度によりますが、できる範囲でベットの上でもできる筋トレやストレッチを取り入れましょう。どうせヒマなんだし。
以下の商品リンクにあるエクササイズバンドが持っててかさばらないし、色々使えて重宝するのでお勧めです。
娯楽が足りない
まんがや雑誌・スマホ・パソコンがあれば問題になりません。
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点滴が痛い、邪魔
これは我慢するしかない。
さみしい
そうですよね。でもどうにもなりませんよね。
ちなみに僕は手術も一人だったし、家族もほとんどお見舞いにきません。ドライな家庭なんです。
来いって言ってもなかなか来ないんですよ。高校生だし、いろいろ忙しいのは分かるんですけど。昨日なんて「床屋予約してるから行けない」って言われましたからね。(優先順位が違うだろ!)
家族が入院したらとか、手術のときはとか、そういう感覚がないんでしょうね。親が教えてませんからね。
お見舞いに来てほしくないときに人がくる
これはわがままですね。笑
同室の人と合わない
なら個室に行け。って感じです。これも単なるわがまま。
一人の時間がない
同じく個室に行け。です。贅沢したいならその対価を払わないといけないってことですよね。
ということで、これで全て解決です。笑