フィッシングツアーに参加
ホテルの朝食を終えて8時30分。日本のココカラファインで買った酔い止めも飲んで準備万端です。
ガイドさんがホテルまで迎えに来てくれました。なかなか日本語が堪能で色々なことを教えてくれる人で、しかもいい人です。良かった。
港まで車で40分ほど、その後ボートに乗って、釣りをしながらタン島でランチをする予定だそうです。
上手く釣れたら島で釣った魚を料理してくれるとのこと。ちょっと楽しみです。
ボートに乗船していざフィッシング!
勝手なイメージですけど、海外で釣りっていうと松方弘樹とかがやってるトローリングっていうんですかね?真っ白なモータボートでぶっ飛ばしながら船の後ろに糸を垂らしてカジキを釣るやつです。
勝手にあれを想像してたんですが、どうやら乗船するのは木製のぼろい船のようです。タイの水上マーケットとかで使ってるようなやつですね。(写真忘れた)しかも、釣竿は使わず船から直接糸を垂らして釣るみたいです。
ガイドさんに「どのくらいの大きさの魚が釣れますか?このくらい?」と手で40~50㎝の大きさを示してみたところ、「そんな大きいのは釣れないですね、だいたいこのくらいですね!」と示されたのが10~15㎝ほど。
え~~!全然イメージと違うじゃん!!
まぁ、下調べもせずに勝手に妄想を膨らませていた自分が悪いのですが、そのくらいの大きさの釣りならわざわざサムイ島に来てまでやらなくてもよかったかな・・・とちょっと後ろ向きな考えがよぎりました。
気を取り直して出港
船の後ろには明らかに不自然な場所にむき出しエンジンが乗せられています。もともと手漕ぎの船に廃車になった日本車のエンジンを乗せているのだとガイドさんが教えてくれました。こういうところで資源の再利用がされてるんですね~

船の全体写真撮るの忘れたので同型の船の画像を拾ってきました。(水はサムイ島が段違いに綺麗です)
エンジン直結の長いシャフトを使って水中のプロペラを回します。舵もシャフトの向きを変えるだけ。至ってシンプルな構造。
フィッシング開始
エサはイカやエビを使いました。ポイントに着いたら仕掛けのついた糸をスルスルと落としていきます。
う~む。地味だ。笑
そんなに待つこともなく当たりの感触がきます。
来た!と思って糸をたぐるとエサだけ取られてるということを何度か繰り返します。糸を引くタイミングが大事なのだとか。
タイミングが掴めてきて、みんなちらほらと釣れ始めました。しかし、案の定、手のひらサイズばかりです。
ウミヘビ?ウナギ?
暇を持て余して自分も糸を垂れていた船頭さんの針に、何やら怪しい魚がかかりました。
見た目はウナギ、しかし攻撃的でどう猛だったので、「ウミヘビ?それともウナギ?」と聞いてみました。船頭さんは日本語ができません。当然、私の問いかけには答えず、ひたすら暴れる魚と格闘してます。笑
そこで、ガイドさんに「これウナギですか?」と聞き直してみました。
すると、「そう、ウサギですね!」「これは小さいから食べませんね。大きいウサギは食べるですよ。美味しいですよ。」・・・と。笑
満面の笑みで答えてくれました。この微妙なクオリティの日本語が心地いいです。
きっと、ガイドさんはウナギもウサギも知らないんだな。。。その時、僕はそう思いました。
もうそろそろ昼食という頃、ガイドさんも驚くほどの大物が釣れました。(だいたい40㎝くらいかな)
「この魚は美味しいですよ。滅多に釣れないですよ。買ったら高いですよ!500バーツくらいですよ!」とのこと。笑
大物を釣って気分よく昼食会場のタン島に向かいます。
タン島に上陸
タン島の上陸地点付近から。
この写真が今回の旅行で一番のお気に入りとなりました。
とにかく砂浜とエメラルドグリーンの海がキレイです。
タン島にはバンガローが数棟あり、食堂が一つ。ディカプリオの映画ザ・ビーチのセットみたいなところでした。
昼食に用意されたタイ料理と釣ったばかりの魚のフライをいただきます。どちらもいい味です。
ガイドさん曰く「明日行く予定のタオ島とナンユアン島のほうがもっと綺麗ですね!」とのこと。明日はタオ島シュノーケリングツアーを予約しています。こちらも楽しみなってきました。
食後、一時間ばかりの休憩を挟んで出港。フィッシングツアー終了です。
レンタルバイクを借りる
フィッシングツアーからホテルに戻り、子供たちは疲れたようで外出はしたくないとのこと。
部屋にこもってるのはもったいないので、バイクを借りて散歩に出かけることにしました。
ホテルから30mほどのところにあるレンタルバイク屋。
今回借りたバイク。1日たったの200バーツです。
ちなみに国際免許などは持っていません。サムイ島では免許がなくてもバイクをレンタルすることができます。
いざ出発!
走り出してみたら、ガソリンが全然入ってないことに気づきました!?
日本のように「満タン貸しの満タン返し」みたいな習慣はないんですね。。。
ガソリンを入れなければ。。。

ガソリンを入れてくれたおばちゃん。
街の至るところにこのようなガソリンスタンドがあります。1瓶40バーツ。
サムイ島には信号がほとんどない
ガイドさんも言ってましたが、島には信号が3つしかありません。
ちょっと心配でしたが、いざ走ってみると車もバイクも比較的みなさんゆっくりなんですね。
日本のようにせっかちなひとがいません。なので信号がなくても流れるように上手く交通が回っているという感じです。
チャウエン湖周辺をツーリングして、この日は帰ってきました。
夜のチャウエンビーチ
夜のビーチ沿いは特設のバーやレストランがいっぱい
ずっと遠くまで続いています。
ここは究極の南国リゾートです。