シンガポールからサムイ島へ
前編の流れから、乗り継ぎまでの2時間あまりシンガポール空港内でプラスドライバー探しを始めました。
まずはセブンイレブン。コンビニならもしかしたらあるのかも?
・・・ありませんでした。空港のコンビニに売ってるのはお菓子とか飲み物の類ばかり。
その他、売ってそうなお店を探します。しかし見当たりません。。。
それもそのはず、そもそも空港でそんなものを買いたい客がどれほど居るのか考えれば察しがつきます。需要がなければ供給もない。経済の原理原則であります。それ以前に、需要があったとしても売ってるはずがないのです。ここは空港内。ドライバーなどの工具類はハイジャックに利用できる凶器になます。
そういえば、手荷物検査の時のダメなものリストの中にもあったような。
なるほど、しょうがない。諦めてサムイ島に着いてから探すことにします。
乗り継ぎの手続き
シンガポールからサムイ島への乗り継ぎでは、羽田と同じように手荷物の検査と税関の検査がありました。
羽田と違うのは空港の人がもう日本人じゃないということ。
内心、ちょっとビビりましたが中学生レベルでもわかる簡単な英単語を使ってくれていたおかげで、なんとか理解できました。
やはりこういうところは色んな国の人が来るので、分かりやすい言葉を使うようにしてるんでしょうね。
この時、渡されたのが、タイ王国への入国カードなるものでした。
この入国カードはタイ到着前の「飛行機内で書いておいたほうがよい」というトラベル・スタンダード・ジャパンさんの忠告を思い出し、さっそく書こうと思ったら。
ついにきたー!記入説明がタイ語と英語だー、やばい全然なに書いてあるかわからないー!
ということで、さっそくGoogle翻訳さまにご登場いただくことに!
Google翻訳を使ってみる
カメラ機能に切り替えて、入国カードにかざしてみると・・・・
おおおお!見える!日本語に変換されておるーーー!!これはすばらし過ぎます!!!
事前にオフライン利用できるようにデータをダウンロードしておいて正解でした!SIMカードが使えなくてエリア外でもちゃんと使えます!Google翻訳さま、ありがとうございます。
いよいよサムイ島へ出発
サムイ島へはシルクエアー航空で向かいます。旅行日程表では、サムイ島まで45分のフライトです。
あっという間ですね。
ところが、離陸してシートベルトサインが消えると、すぐにCAさんたちが慌ただしくワゴンを出してドリンクを配り始めました。
ほう、この短いフライトでワゴンサービスとは関心関心・・・
ところが、ドリンクサービスだけかと思いきや、食事が配られている搭乗客もいるではありませんか。軽食のパンだけの人もいれば、ガッツリめの朝食セットの人もいます。
え!?この短時間で食べるの!?10分くらいしか食べる時間なくね!?
せっかくの朝食サービスでしたが、2時間前にシンガポール航空で出された早朝不意打ちブレックファーストをまだ消化しきれてない40代おっさんとしては、辞退を決断することに。
しかし、さっそく英語を話せない弊害が
いよいよ僕の番です。CAが何か話しかけてきます。もちろん、何を言ってるのかは分かりません。
ただ、手前の人がコーヒーだけをもらっているのを見ていたので、僕も同じようにコーヒーだけをもらおうと、恐る恐る「コーヒープリーズ!」と言ってみました。
「OK!」とCA。(やった!通じたのか!?)
すると、ワゴンの下段から何かを取り出そうとしています。ん?
なんと、取りだしたるはガッツリめの朝食セットではありませんか。心外にも、いま一番渡されて困るものを渡されてしまいました。あれれ!?
しかし返す言葉を知らない僕。とりあえず「サンキュー!」とだけ伝えました。
確かにトレーの上にあるカップにはコーヒーが注がれています。ここは通じていたようだ。
というか時間もないのに・・・
しょうがない。さっきシンガポール航空で食べたばかりだけど・・・もう一回食うか!
サムイ島は45分じゃ着かなかった
シンガポール航空で朝4時に起こされて朝食を食べ、続いてシルクエアー航空で出された朝食セットを不本意ながら大急ぎで食べ、なんとか着陸態勢前に間に合いました。完食です!やったぜ!
しかし、待てど暮らせど一向に着陸態勢に入る気配はありません。
おかしいな。とっくに45分は経過してるぞ?
これは後で気づいたのですが、シンガポールとサムイ島の時差は1時間。旅程表はそれぞれの現地時間で記されていたので、実際には1時間45分の空旅だったのでした。
なるほど、そういうことか。
考えてみれば、羽田とシンガポールも1時間の時差があったので、実際には7時間あまり乗ってたことになります。なるほど腰が痛くなるわけです。
サムイ島に到着
ついに到着しました。
第一印象は、空港小さ!
あと、涼しい!(東京より)です。
入国審査
機内で書き上げた入国カードとパスポートを提出します。
事前に滞在日数やホテル、目的など聞かれるらしいとネットで情報を得ていたので、予行練習をしながら緊張して臨んだのですが、結局なにも聞かれることはありませんでした。
日本語ガイドさんと待ち合わせ
このツアーには空港からホテルまで日本語によるガイドさんが付いています。
案内図を見ながらガイドさんとの待ち合わせ場所に向かいます。というか、空港が小さいので案内図を見るまでもありません。
ようやく日本語が通じる人ど出会えて少しホッとしました。
迎えの車に乗り込み、ホテルへと向かいます。
ノボテル カンダブリ ホテルに到着
車に乗ること10分弱、あっという間にホテルに到着しました。宿泊先のホテルはエキゾチックな佇まい。ノボテル カンダブリ ホテルです。
まだ10時前の早い時間の到着でしたが、もう部屋を使っても良いとの事。長旅で少々疲れていたのでありがたかったです。
部屋の中
今回は通常、2人部屋として使われる部屋に補助ベッドを追加して3人部屋にしてもらいました。それでも東京暮らしの僕には充分過ぎるくらい広いです。
バスルーム。
日本だったらここだけで生活できるくらい広いです。笑
行動開始
ひと時の休憩を挟んで、いよいよ行動開始です。とりあえずのやるべき事は、早くスマホを使えるようにするためのプラスドライバー確保です。
幸い、ホテルの中でWi-Fiは使えましたが、一旦外に出てしまえば使いものにならなくなってしまいます。
とりあえず「ドライバーを貸してください」と「工具を貸してください」の2つをGoogle翻訳で準備し、ホテルのフロントに向かいました。
フロントにドライバーを貸してと頼む
拙い英語にジェスチャーを交えて、なんとか意図を伝えました。
しかし、ホテルでは「持ってない」「置いてない」みたいなことを言われてしまいました。
しょうがないので街に探しに出ることにします。
かくして、初日はスマホカバーを開けるための工具、ドライバー探しの旅となりました。
チャウエン通りに繰り出す
宿泊先のノボテル カンダブリから中心部のチャウエン通りまでは歩いても10分程度。
目的はドライバーを売っている店を探すことと、外貨に両替すること。
タイバーツに安く両替する方法
両替は、羽田やサムイ空港でもできるのですが、空港やその周辺は両替レートが高いとのこと。街にでてからと決めていました。
案の定、ガイドさんも同じことを教えてくれました。ガイドさん曰く、チャウエンの街中の緑色の看板のお店が安いとのこと。
「いっぱいあるから、すぐ見つかりますよ」
の言葉通りすぐありました、緑色の看板!早速15万円分をバーツに交換。交換レートは1.6%くらい。空港とかになると10%くらい取られるそうなので、確かに激安です。
ドライバーを売ってる店を探す
とりあえずはコンビニ。日本でもお馴染みのファミマとセブンがあっちこっちにあります。
まずはセブン・・・売ってない!
次はファミマ・・・ここも売ってない!
そこら中のコンビニを探し回りましたが売ってません。100均があればいいのですが、さすがにタイにはないかな。。。
ならば大きなスーパーマーケットならどうか、といことで、Googleマップで近くのスーパーを検査。
すると、セントラル フェスティバルなる商業施設が近くにあり、その一階がスーパーマーケットになっていることを確認しました。(二階にはユニクロやクロックスなどのテナントも入っています)
ドライバー発見!しかし・・・
セントラル フェスティバルにあるスーパーマーケットには、新鮮な魚やフルーツが沢山売っていました。
そしてようやくドライバー発見!しかし、普通の大きさのサイズしかありません。僕が欲しいのはもっと小さいやつです。
結局、チャウエン街は大量のコンビニとドラッグストアと両替所とレンタルバイク屋とマッサージ店、そしてなぜかタトゥーを彫るお店も至るところにある感じでしたが、求めているものは見つけられましせんでした。
しょうがないので今日は諦めて、明日に持ち越すことにしました。
初日はホテルのレストラン、「トム・ヤム・タイ」で夕食。タイ料理をビュッフェスタイルで楽しむことができました。