初の海外旅行、しかもまったく英語が話せないにもかかわらず、無謀にも日本語がほぼ通じないと言われるサムイ島に行って来ました。
僕の経験が同じようにサムイ島に興味はあるけど英語が話せないなどコミュニケーション面が不安という人や、渡航先として気になってる人の参考になればと思います。
サムイ島は英語が話せない人でもなんとかなる
とにかく地元の人がみんな優しい
微笑みの国タイと呼ばれるだけの国民性はサムイ島でも健在です。とにかく街の人がみんな優しいんです。こちらがタイ語はおろか英語も話せない外国人だと分かると身振り手振りで丁寧に教えてくれたり、困っていると代わりにやってくれたりします。
言葉を話せない外国人の対応に慣れている
これはサムイ島に限らず、世界的な観光地に共通する話になると思いますが、言葉の通じない外国人観光客は他にもたくさん来ます。現地の人はそういった観光客の対応に十分慣れていますので、中学生レベルの簡単な英単語を使ってやり取りをするのが日常になっています。
外国人が殆ど訪れないような田舎の農村部ならいざ知らず、世界的な観光地であるサムイ島では地元のおばちゃんでも僕の中学生レベルの和製英語を理解してくれます。
無料翻訳アプリが使える
僕が使ったのはGoogle翻訳アプリです。Google翻訳はテキスト翻訳のみならず、音声、画像にまで対応できて、しかも無料で使えるという優れものです。
事前に言語をダウンロードしておくことで、電波の届かないところでも使うことができます。
アプリは混み入ったやり取りが必要な時に抜群の力を発揮してくれます。事前にアプリをインストールして、英語とタイ語をダウンロードしておくと良いと思います。
ありがとうの言葉くらいは覚えておきましょう
相手への敬意も込めて、お礼や挨拶の言葉にタイ語を使うと喜ばれます。メインのやり取りは簡単な英単語を使っても、最後にタイ語で「ありがとう」と伝えるだけで、その場がほっこりした雰囲気に包まれます。
タイ語で「ありがとう」はコップクンクラァ(男性)と言います。これに対し、タイ人は「マイペンライ」という返事をよく使います。この「マイペンライ」は、「どういたしまして」という意味になりますが、他にも「気にしないで、」と相手に言う場合や、「気にしていないさ、」と自分のことをいう場合にも使われており、タイの人はこの言葉をとてもよく使うそうです。
タイの国民気質をよく表している言葉、と言われているそうですが、実際、現地の人と接してみて本当なんだなぁと実感しました。
サムイ島はキレイな海に囲まれた極上のビーチリゾートだった
とにかく海がキレイで、どこに行っても絵になる風景が見られます。ビーチリゾートなんですから、当然といえば当然なのかも知れませんね。笑
サムイ島が凄いのは、このキレイなビーチが本当に島のあちこちにあって、どこに行ってもビーチサイドには沢山の商業施設やキレイなホテルが建ち並んでいて、とにかく居心地がいいのなんのって感じなんです。もう一瞬で虜になってしまいます。
物価が安くて食べ物が美味しい
サムイ島の中でもリゾート地に代表されるようなチャウエンビーチやラマイビーチ付近は、近年のサムイ島人気で開発が進み、地価が以前より100倍にも高騰しているそうです。そのため、チャウエンビーチやラマイビーチ付近では、日本と変わらないくらい物価が高い外国人観光客向けのレストランが増えています。
しかし、そんなエリアにいても5分も歩けばあっという間に地元の人が行くようなレストランや屋台街を見つけることができます。
ローストダックのカオマンガイ風ご飯、50バーツ。
こんなのが日本円でたったの170円。
そして、めちゃくちゃ美味しいのです。
島内移動はレンタルバイクが凄い
島内には電車やバスなどの移動手段がないため、移動には、タクシーを使うか、ソウテンと呼ばれるトラックの荷台を改造した乗合バスを使うか、又はレンタカーを使うか、そして最後にレンタルバイクを使うかになります。
タクシーは日本並みに高いのであまりオススメはできません。ソウテンもタクシーよりは安いものの、それほどでもないのと、行き先に応じて価格交渉が必要だったりと面倒です。レンタカーは車種にもよりますが、安くても1,000バーツくらいからとなるので、ちょっとの利用に使いたいだけの人は向いていません。
そこでレンタルバイクです!
普通に200バーツで丸一日借りることができます。日本円でたったの680円です。
借り方も簡単。お店に行って、プリーズ、レントミーアバイク!と言うだけ。笑笑
免許証の提示を求められることもありません。ただし、バイクを借りている間はパスポートを預けることが共通のルールになっています。おそらく、バイクを持ち逃げされないようにということだと思います。
※多くの外国人観光客が、いわゆる無免許状態でバイクを利用していますが、あえて島の警察に止められたりということはありません。その辺は寛大なのですが、事故が起きた時にはさすがに警察も介入せざるを得ず、その時に無免許が発覚すると追加で罰金を取られることはあるようです。安全運転を心がけて事故のないようにしたいものです。もし、怪我でもしたら楽しい旅行が台無しになってしまいますので。
島には信号が3つしかなかった
余談ですが、バイクで走っているとあることに気づきます。島内に信号が見あたらないのです。その辺を日本人ガイドさんに聞いたところ、一応島内に3つあるそうです。たったの3つです。笑
それで、交通整理は大丈夫なのかと気になるところですが、これが比較的大きな交差点でも、ちゃんとうまく流れているんです。この辺もタイ人らしいというか、穏やかな南国気質というが、とにかくサムイ島はのんびりと穏やかな気持ちにさせてくれるところです。
まとめ
サムイ島では、英語もタイ語も話せなくて大丈夫!なんとかなっちゃいます。
言葉が通じなくても優しいタイ人が助けてくれ、更に翻訳アプリがあなたをエスコートしてくれます。
言葉の不安を拭って、魅惑のサムイ島旅行に是非ともチャレンジしてみてください。